えびび狂詩曲

気が向いた時の日記です

鬼滅の刃が完結したタイミングでお勧めしてみる

 こんにちは。えびびです。

 以前どこかで私はヲタクであると言いましたが、最近ハマっているアニメがあります。大人気「鬼滅の刃」です。ずっと前から友人に勧められていて、やっと見たのがこの間の冬休みなのですが、案の定ハマりました、漫画にまで手を出しました。それが今日、ついに完結しました!おめでとうございます!

 なお、このブログでは少しネタバレをしながら鬼滅への愛を語っていきたいと思うので、知りたくない方は回れ右でお願いします。

 この物語は、主人公炭治郎の家族が鬼に殺され、唯一生き残った妹禰豆子は鬼になってしまう所から始まります。普通だったらもう終わりだと諦めてしまうだろうに、炭治郎は禰豆子が人を喰わないと信じ、禰豆子を人間に戻そうと鬼殺隊に入る決意をします。その後は鬼の妹のために鬼を殺すという矛盾ともいえる行為をしながら、鬼殺隊の仲間を助け助けられながら成長していき、すべての鬼の生みの親である無惨さんを倒すお話です。

 私的鬼滅の刃のおもしろポイントは以下の3つです。

 一つ目はキャラクター一人一人に物語がある点です。私は基本的に少年漫画を読みません。なぜかというと、頑張りもしないのに主人公補正でとてつもなく強かったり、何があってもめげなかったり、周りの人は無条件でサポートしてくれるとてつもないお人好しだったり、敵は意味もなく荒ら散らすよく分からない思考の持ち主だったり、そういうのが気持ち悪いからです。少年漫画が売れてるということはそういうのの需要があるということなので、それはそれで良さがあるのも分かりますが、個人的には全てのキャラクターに人生があって、思考があって、強さの理由には、努力があって、そんな人間臭い作品が好きなんです。それが鬼滅の刃です。敵も味方も一人一人に人生があります。知れば知るほどこの世界観にのめり込んでしまいます。

 二つ目は、刀を振る姿がすごくかっこいい点です。この世界では、鬼を殺す方法は二つあります。一つ目は太陽の光に当たること。二つ目は、太陽に1番近いところで日光をたっぷり浴びることでできる、日輪刀という特殊な刀で頸を切ることです。鬼は身体能力も再生能力も高いので、人は容易に鬼に勝つことができません。そこで用いるのが「呼吸」と「型」です。例えば水の呼吸だと、刀から水が溢れ出すエフェクトが描かれます。本当は水なんて出ていないのですが、水が溢れ出ていると錯覚してしまうほどに水っぽい動きをしている、ということらしいです。アニメ版の作画の良さは本当に凄いです。またこの物語は大正時代の設定なので、漂う和の雰囲気もいいです。刀を持って体全体を使ってしゅんしゅん飛び回って闘う姿は、誰もが憧れる姿なのではないでしょうか?

 三つ目は、女の子のキャラクターが可愛い点です。私の性別は女なのですが、女子目線からしても女子キャラが本当に可愛い!昨日Twitterで、作者が女性であることが話題になっていましたね。だからなのでしょうか、女子が憧れる、可愛さもセクシーさも併せ持つ魅力的なキャラクターばかりです。

 他にも色々鬼滅の魅力はありますが、とにかく鬼滅の刃、面白いです。因みに私の推しキャラは水柱の冨岡義勇さんです。闘う姿がはかっこいいのに普段は口下手でド天然なギャップや、少しずつ前に進んでいるところとかが大好きです。きっと貴方にも推しが見つかるはず。でもやっぱり全員大好きです。アニメだけとかでもいいので、この暇な自粛期間にぜひ鬼滅の刃を読んでみてはいかがでしょうか。

 拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。